学生論文執筆

UNIT 10
STORY 1

GRAMMAR COMMENTARY

KEY SENTENCE:

  • I visit the museum every Sunday.

  • I visited the museum last Sunday.

 

GRAMMAR COMMENTARY

  • 過去形、例:「I visited…」、「I traveled…」

  • 過去形(不規則動詞)、例:「I went…」

  • 「did」を使ったYes/No疑問文、例:「Did you have a good time?」

  • 「Where did…」オープン疑問文、例:「Where did you go?」

 

PAST TENSE (revisited)

過去形についてはUnit 5 Part 3で紹介したので、ここでは、Key Sentenceで現在形と過去形を直接対比させていることについて言及するにとどめます。この例で明らかなように、現在形は、定期的な活動や習慣について話したり、一般的に真実であると信じられていることを述べたりするのに使われます。通常、現在起きていることについて話すときには使われません。「I visit the museum every Sunday」は、定期的な活動について話しているのであり、今していることについて話しているのではありません。したがって、現在形と過去形を直接対比させるには無理があります。これらの時制の文法的なラベルを見ると、直接対比できるように思われるかもしれませんが、機能的にはこの2つの時制は全く異なっています。

 

教科書には、一般的に-edをつけることによって過去形が形成されると説明があります。不規則な過去形は「went」のみ出ています。「did」は106ページまで正式には出ていませんが、102ページの「Preview」には、「did」を使ったYes/No疑問文の作り方の例(「Did you have a good time?」)と、「where did...」を使ったオープン疑問文の作り方の例(「Where did you go?」が出ています。

COMMUNICATIVE TASKS

‘Warm-up’ on page 101

この練習では、定期的に行われる活動について現在形で質問をしたり答えたりする復習ができます。これらの活動は、日本人が毎年お正月前後に行う慣習的なものであるという意味で、定期的なものです。

 

この練習の長所と短所は何でしょうか。

 

この練習の強み(長所)は、学生がフォローアップ(追加)の質問をしなければならないということです。この追加の質問は、最初の質問(What do you do during winter vacation?)に関連した、トピック(絵)ごとに異なるものにする必要があります。これは、生徒がどれだけ自然に追加の質問ができるかを見る良い機会になります。そのため、生徒に追加の質問をあらかじめ考える時間を与えないようにすることが重要です。ペアに分かれて、お互いに「What do you do during winter vacation?」と尋ね合いながら、それぞれの絵について会話を始めるといいでしょう。生徒Aが2枚目の絵について生徒Bに尋ねる場合、生徒Bは「I go to a shrine」と答えます。生徒Aはその答えを聞いてからその場で追加の質問を考えます。教師は移動しながら、生徒たちがどれだけ早く追加の質問をしているか、またどんなアイデアが出ているかを把握するといいでしょう。

 

ペアでの練習後は、生徒一人を指名し、教師と会話をする機会を作るといいでしょう。生徒が「What do you do during winter vacation?」と尋ね、教師は絵の中の6つのトピックのどれかを使って答えます。続いて、その生徒になるべく早く追加の質問をさせます。また、ペアを指名し、会話をさせてみることもできます。どれだけ早く追加の質問ができるかに注目すると良いでしょう。

 

指名された生徒がクラス全体の前で会話をすることに抵抗を覚える場合もあるでしょう。そうならないための教師のフォローが大切です。例えば、ユーモアを交えて楽しい雰囲気を作り出したり、なかなか追加の質問が作れずに困っている時には「Can anyone help?」、「Does anyone have an idea?」とクラス全員に声をかけ、1人の生徒だけにプレッシャーがかからないようにすることもできます。ここで重要なのは、生徒の習熟度を確認することであり、生徒をテストすることではありません。ここで得た情報をもとに、各生徒へ適切なフォローをしていくことができます。

‘Practice’ on page 103

この「Practice 」アクティビティは、単純な代入練習であり、生徒が話す機会はほとんどなく、英語でのコミュニケーションを練習する機会もありません。このアクティビティでは、生徒が何をすべきかの指示はありません。戸田先生がロンドンに旅行したときのことを話しているだけです。それぞれのプロンプトの前に「I」を加え、動詞の最後に「ed」を加えるだけで文が作れます。下の指示も「I enjoyed the sports day in October」のような文を言い、ノートに書くというものです。

 

この練習をコミュニカティブにするには、次のような方法があります。まず、最初のプロンプトの動詞(「I traveled to...in...」)を用いて、自分自身についてあてはまる出来事を書かせます。2つ目、3つ目の文は、その場所で何をしたかを書かせます。動詞の 「enjoy」や 「watch 」を使う必要はありません。それをもとにペアで話す練習をします。生徒Aは 「Where did you go?」(102ページに掲載)で会話を始め、生徒Bは自分が書いた最初の文、例えば 「I traveled to Osaka in 2017」と言います。その後、生徒Aは「What did you do there?」のような追加の質問をし、生徒Bは自分が書いた2つ目の答えを言います。生徒Aの次の質問は、「What else did you do there?」でもいいですし、Bの返事によっては、少し違う質問にする必要があるかもしれません。このようにすれば、生徒は自分に関する本当の情報を伝える練習ができます。この際生徒たちは、自分の質問や応答をどのように修正して適切なものにするかを考える必要があります。

 

教師は生徒が練習中、移動しながら各ペアの会話を注意深く聞いて回ることが必要です。生徒が不自然な会話をしていないかどうか注意し、時にフォローするなどするといいでしょう。難易度を上げるには、練習中にノートに書いた自分の答えを使わずに、新しい答えを考えるなどというルールを作ってもいいでしょう。

EXTRA TASK

Oh! I did too.

生徒が過去形のオープン疑問文の作り方に不安がある場合は、過去形の質問をせずに練習をすることもできます。(過去形のオープン疑問文の作り方は、Unit10 Story3で導入されます)

 

Instructions:

1. 生徒に、昨夜したことついて、3つ文を書くように指示します。例えば、「I ate fish for dinner last night」、「I watched baseball on TV last night」などと書きます。[以下の動詞の過去形は既習なので、これらを黒板に書き、アイデアを与えてもいいでしょう。

go, enjoy, eat, be, see, have, travel, do, stay, visit, look around, watch, play, listen

これらは教科書のUnit 5 Part 3とUnit 10 Story 1に出てくる過去形です。もちろん上記以外の動詞を使っても構いません]

2. その後、各生徒は個別にクラスメイトと話しながら、自分と同じことをした人を3人見つけます。例えば、生徒Aが「I ate fish for dinner last night」と言ったのに対して生徒Bが「Oh! I did too」と答えた場合は、一つのマッチングとなります。生徒Bが「No, I ate spaghetti」と答えた場合は、マッチングにはならないため、別の生徒に聞きます。

3. 残りの2つの文についても同様に聞いて回ります。このようにして自分と同じことをしたクラスメイトを3人を見つけたところで終了となります。

4. 生徒は、自分と同じことをした3人の名前を覚えておきます。

5. 終了後、教師は何人かに、昨夜何をしたか、同じことをした人を見つけたか尋ねます。

[Acknowledgement: https://eslspeaking.org/esl-past-tense-activities-games/]