学生論文執筆

UNIT 2
PART 3

GRAMMAR COMMENTARY

KEY SENTENCE:

  • Do you come to school?

  • How do you come to school?

  • I walk to school.

  • Do you have toast for breakfast?

  • What do you have for breakfast?

  • I have toast.

 

GRAMMAR COMMENTARY

  • 「How」とbe動詞以外の動詞を使った質問、例:「How do you come to school?」

  • 「What」とbe動詞以外の動詞を使った質問、例:「What do you have for breakfast?」

  • 頻度を表す副詞「usually」

‘HOW DO YOU…? / WHAT DO YOU…?’

「How」や「What」とbe動詞以外の動詞を使った「open question」を作るには、疑問詞を「closed question」の前につけます(例:「How」+「Do you come to school?」)。「What」の場合は、目的語(例:「toast」)を取って、「What do you have for breakfast?」とします。生徒がこの質問を用いて、自信を持ってコミュニケーションタスクができるようになるには、コントロールされた練習が必要です。習得を早めるためには、疑問の型を定型的なまとまりとして教えるといいでしょう。「How do you?」と「What do you?」が自動的に言えるようになるまで繰り返す練習をします。その後に原形の動詞を置けば、機械的に「How do you know?」、「How do you feel?」、「What do you want?」、「What do you think?」などの簡単な質問文が作れます。「 How do you」と「What do you」をまとまりとして覚えれば、生徒はbe動詞以外の動詞を使って「open question」を作ることができます。

 

動詞が現在形であるため、この文型の使い方には制限があります。「How do you」の後に動作動詞を使えば、習慣的な行動を表します。副詞の「usually」と「often」が導入されているのはそのためです。また、「What do you (usually) eat?」,「What do you (usually) have?」と聞く場合は、「for breakfast」「for dinner」などと付け加え、何について尋ねているのかをより詳細に特定する必要があります。ここでは、「have」が「eat」「drink」という意味で使われていることを指摘しておきます。これは、Unit 3 Part 1で紹介した「What do you have in that bag?」とは異なった意味になります。

 

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✴️ PRESENT TENSE

現在形は主要な文法項目です。Unit 1および2では、be動詞(「am」「are」「is」)や、「play」や「like」などの一般動詞を用いて現在時制が説明されています。Unit 2 Part 3では、頻度を表す副詞(例:「usually」)とともに一般動詞の使い方が説明されています。

 

現在形は厄介です。必ずしも現在のことを話すときに使われるわけではありません。むしろ、一般的に正しいことを話したり、常時行われることや繰り返し起こっていることを表すのによく使われます。現在形の典型的な使い方は、習慣的な行動を表すことです。一般的に正しいとされる状況や状態を表すことも、主な機能の1つです。動作動詞の場合、「John/He watches television」のような文を、今現在起こっている行為として解釈することは、不適当です。自然な解釈としては、Johnが定期的に、あるいは習慣的にテレビを見ているという状態を表していることになります。それは、「What does John do in his spare time?」という質問への答えとしては妥当です。今、ジョンが何をしているかを話したいのであれば、現在進行形を用いて"John is watching television "と言うでしょう。

 

1.現在形の主な使い方

 

A.一般的に正しいとされることを話す(Talking about things that are true in general)

 

次の文章を見てください。一般的に真実であること(少なくとも話し手/書き手にとって真実であること)について話す際に現在形(下線部)が使われています。

 

One distinction that is made in communicative language teaching is between mechanical and meaningful practice. With mechanical practice, the learner does not necessarily understand the language being used. When students do repetition drills and substitution drills they may not know what they are saying. With meaningful practice, the students need to understand the language that is being used in order that they can complete a task. An information-gap activity in which students exchange information about the location of buildings on a map is one example of meaningful practice.

 

[和訳:コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチングでは、機械的な練習と意味のある練習を区別しています。機械的な練習では、生徒は使われている言語を必ずしも理解していません。例えば、反復練習や置き換え練習をしても、自分が何を言っているのかわからないかもしれません。意味のある練習では、生徒はタスクを完了するために使用されている言語を理解する必要があります。生徒が地図上の建物の位置について情報を交換するインフォメーション・ギャップ・アクティビティは、意味のある練習の一例です。]

 

ここで用いられている下線部の現在形は、真実であるとされていること(機械的な練習はこの一般的な練習形態である)と、別の真実であるとされていること(意味のある練習は別の一般的な練習形態である)を対比するために使用されています。これらの練習形態が現時点で行われていることを示すのではなく、練習形態の説明が一般的に真実であるとされ、特定の時間枠外にあることを示しています。ここで現在形は、時間によって変化する概念ではないことを強調するために使われています。

特にフォーマルな文章で教訓的な意図を持って議論を推し進める場合には、感覚的に現在形が使われることもあります。 (本書の英語版で無意識に現在形を使っているのは、このためかもしれません。)

 

B.     常に、あるいは繰り返し習慣的に起こっていることについて話すこと (Talking about something that happens all the time or repeatedly or habitually)

これはおそらく、最も身近な現在形の使い方です。「usually」や「often」(Unit1)のような時間表現と共に使われる現在形は、習慣的な行動を表します。しかし、「I walk to school」のように頻度を表す副詞がない場合でも、(毎日あるいは定期的に)「徒歩で通学している」と解釈されます。今、学校に向かって歩いているという意味ではありません。

 

C. 「vivid present」、「historic present」

現在形には他の使い方もあります。いわゆる「vivid present」や「historic present」と呼ばれるものです。物語を語るとき(例:「I was waiting at the bus stop when this guy drives up and offers me a lift」)や、未来について話すとき(例:「The sun rises tomorrow at 6.10」)に使われます。これは、かなり特殊な用法です。

 

2.現在形で用いられる動詞で、現在進行形ではあまり見られない動詞 (Verbs that appear in the present tense but less frequently in the present progressive)

 

注意しなければならないのは、ある種の動詞は進行形(-ingの形)としてはほとんど使われないということです。

以下の非動作動詞は、進行形で用いられることはまれです。

 

agree, believe, hear, know, like, see, want              [C&B]

 

これらの非動作動詞は、現在形で使われた場合、必ずしも習慣的な意味を表すわけではありません。むしろ、かなりの時間、変化することなく継続する状態を表しています。例えば、「I like math」は、かなり前に確立され、今後もしばらく続くと思われる感覚を表しています。Unit 1 Part 1では、現在形の使い方を説明するために、動詞「like」が使われています。

しかし、「like」は非動作動詞であり、動作動詞が現在形で使用されたときに生じる習慣的な意味を持たないため、動詞の一般例として説明されることには疑問が残ります。また、be動詞は、現在形で使われる場合、習慣的な動作ではなく、状態や性質、存在を表すことがほとんどです。 

 

この時点で現在形について生徒に伝えておきたい事柄

 

1)「like」は現在形で使われることが多い動詞である。

2)動作動詞は頻度を表す副詞(alwaysなど)と併せて使うことで、習慣的な動作を表す。

3)動作動詞は時間表現がなくても習慣的な動作を表す。

例:

「I walk to school」(定期的に徒歩で通学している)

「I am walking to school right now」(今学校に向かって歩いている)という意味にはならない。

 

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COMMUNICATIVE TASKS

Enjoy Communication Task (page 24)

このタスクを効果的な練習にするために、新出語彙(曜日や科目名)を予習しておくといいでしょう。生徒はここで初めて、複数形sを使うことになりますが、説明は、Unit 3 Part 3で複数形sが導入されるまで待ってもよいでしょう。

ちなみに、「Monday」に複数形のsがなぜ必要なのかを考えてみると面白いです。(それは、月曜日全般について話しているからです。)複数形sのない「What do we have on Monday?」という質問は、「来週の月曜日に何がありますか」という意味になります。

EXTRA TASK

What…? / How…?

クラスメイト5人に対して、「What do you usually have for breakfast?」また「How do you usually come to school」という簡単な質問をしながら、朝食内容と通学方法について調査を行います。調査シートに答えを記入させ、終了後、生徒に調査した内容について聞いてみましょう。