Supplementary Materials for New Horizon Book 1
UNIT 3
PART 1
GRAMMAR COMMENTARY
KEY SENTENCE:
-
Where do you practice?
-
We practice in the music room.
-
Where is Midori Hall?
-
It is near the station.
-
When is the next concert?
-
It is on July 5.
GRAMMAR COMMENTARY
-
「Where」と一般動詞を使った質問、例:「Where do you practice?」
-
「Where」とbe動詞を使った質問、例:「Where is Midori Hall?」
-
前置詞「in」「on」「near」、例:「in that bag」)
-
「When」とbe動詞を使った質問、例:「When is the next concert?」
-
日付の前の前置詞「on」、例:「on July 5」
-
楽器の前の不定冠詞の場合、例:「a trumpet」
‘WHERE DO…?’
「Where...?」と一般動詞を使った質問の作り方は、Unit 2 Part 3で学習した「How...?」や「What..?」の疑問文の作り方と全く同じです。 疑問詞をYes/No疑問文の前に置き(例:「Where」+「Do you practice in the music room?」)位置を表す前置詞句(例:「in the music room」)を取り除きます。
‘WHERE IS…? / WHEN IS…?’
「Where...? 」とbe動詞を使った質問の作り方は、Unit 2 Part 2で学習した 「What...? 」や 「Who...? 」の質問の作り方と全く同じです。疑問詞をYes/No疑問文の前に置き(例:「Where」 + 「Is Midori Hall near the station?」)、位置を表す前置詞句(例:'near the station')を取り除きます。「When」とbe動詞を使った質問も同様ですが、時間表現を取り除きます。
疑問文の作り方を習得させるには、「Where is the gym/station/music room?」や「Where do you play soccer/badminton?」等を繰り返し、パターンを覚えるまで練習させる方法があります。練習中に、ジェスチャーやマイミングを使うことも重要です。また、実際の状況を利用し、クラスの欠席者について尋ねたりすることも、特に効果的です(例:「Where is Taro?」等)。
「Where is my…?」と言うとき、大抵は何かを探しています。ここでは「Extra Task」の「Where are my glasses?」タスクが使えます。他にも「Where is...?」の簡単な使い方としては、お店や施設等の場所を探すというものがあります。これには「Extra Task」の「Crossroads」タスクがおすすめです。
‘IN, ON, NEAR’
前置詞や前置詞句を使うことで、事物の場所や位置について話すことができます。また、前置詞「in」は、何かの中身について話すことができます。なお、前置詞についての説明は、Unit 5 Part 1で重点的に取り上げられています。
‘ON JULY 5’
前置詞「on」が日付けと結びつくことを教えます。また月の名前(例:「January」「February」「March」など)も知っておく必要があります。その他、序数(「first」「second」「third」など)も覚えておく必要があります。日付は、「July fifth」または「July the fifth」などと表します。「On」は曜日と組み合わせて使うこともできる(例:「on Monday」「on Tuesday」)ので、月の名前と同時に曜日を学習するとよいです。月を表すには、「in January」「in February」などを覚えておく必要があります。ただ、このUnitでは、「When...?」に答えて日付を言えるようになることだけに焦点が当てられているので、この段階ではそれ以上の情報は与える必要はないでしょう。
‘A TRUMPET’
30ページのダイアログで楽器の前に不定冠詞が使われていることに気づく生徒がいるかもしれません。「a」と「the」の使い方を復習する良い機会です。もし生徒から質問がなければ「Why is it ‘a trumpet’ when we have learned that it should be ‘the trumpet’?」と問いかけてみるといいでしょう。
理由は少なくとも2つあります。
-
メグは袋の中に何が入っているか知りません。ジョシュだけが知っています。もしジョシュが「The trumpet」と言ったとしたら、それはメグがどのトランペットのことを言っているかジョシュが知っていたということになります。メグはおそらくジョシュのトランペットを見たことがなく、二人は以前に楽器を演奏することについて話したことはありません。このような状況では「a trumpet」となります。
-
メグとジョシュは、ジョシュのトランペットの演奏能力について話しているのではありません。彼らはバッグの中にある“物”について話しています。もし、メグが「I see」と言う代わりに、「Wow! You can play the trumpet?」と答えたとしたら、これは楽器演奏能力を表す定冠詞の適切な使い方となります。
COMMUNICATIVE TASKS
Enjoy Communication Task (page 30)
ここでは、生徒Aが公開日に学校を訪れた外国人のふりをして、生徒役の生徒Bに学校の各部屋がどこにあるか尋ねるという状況が設定されています。生徒Bは、その外国人訪問者に各部屋の場所を教えます。
一見すると、これはかなり簡単な練習課題のように見えます。生徒Aは「Where」を使って質問をし、生徒Bは学校の実際の部屋の場所を教えます。ただ、この場合、生徒Aは実際には各部屋がどこにあるか知っているので、知らないふりをして尋ねなければいけません。そういう意味では本物のコミュニケーションとは言えないでしょう。教材をアレンジすることで、このタスクを実際のコミュニケーションに近づけることができます。
例えば、生徒Bが学校の各教室の場所を自由に変えてその場所を生徒Aに教えることもできますし、全く新しく校舎案内図を描かせ、それを見ながら生徒Aに説明することもできます。そうすることにより、実際の学校とは部屋の場所は異なってしまうかもしれませんが、生徒AとBの間に情報のギャップが生まれるので、知らないことについて尋ねるという、本物のコミュニケーションに近くなります。
以下の「Where is your classroom?」は、アレンジ例を用いたタスクです。
Where is your classroom?
Preparation:
-
「School plan」シートを生徒一人につき一枚コピーします。(次ページ以降を参照)
-
「next to」と「opposite」、「on」と「near」の使い方を事前に教えておきます。
Instructions:
-
各生徒に「School plan」を1枚ずつ渡します。
-
各生徒は、4つの部屋の位置を自由に決めます。教室の一つには「my classroom」と書き、空いているスペースにはコンピュータールーム、図書館、音楽室と書きます。
-
生徒はペアになり、パートナーの「School plan」を見ることができないようにします。
-
生徒Aは、「Where is your classroom?」と尋ねます。
-
生徒Bは次のように答えます。「It’s on the X floor, near/next to/opposite the … room」。
-
生徒 A は赤ペンを使って、生徒 B の教室がどこにあるか自分の図面に書きます。
-
同様に生徒 B は、生徒 A の教室がどこにあるのか尋ね、自分の図面に書きます。
-
交互に、他の3つの部屋がどこにあるかを尋ね、自分の図面に位置を書きます。
-
質問し終えたら、お互いに図面を見せ合って、位置が正しいかどうかを確認します。
Note:
お互いに探している場所がわかっているので、「Where is your classroom?」、「Where is the computer room?」等と直接聞くことができます。最初に「Is there a music room in your school?」などと聞く必要はありません。