top of page
学生論文執筆

UNIT 4
PART 3

GRAMMAR COMMENTARY

KEY SENTENCE:

  • What animals can we see in New Zealand?

  • You can see sheep and kiwis.

  • What sport do you like?

  • I like netball.

 

GRAMMAR COMMENTARY

  • 疑問形の限定詞「what」、例:「What animals…?」, 「What sport…?」

 

‘WHAT ANIMALS’ / ‘WHAT SPORT’

42ページの注意書きにあるように、「What animals」や「What sport」で始まる質問は、Unit 4 Part 2で学習した「What time」で始まる質問と似たような構造になっています。疑問詞「what」の使い方を説明するには、日本語でも英語でも、疑問詞「what」と名詞がどのように組み合わされているかに注目して、それぞれの質問を訳すのがよいでしょう。

  1. 「What animals can we see in New Zealand?」=「ニュージランドではどんな動物が見られますか」

  2. 「What sport do you like?」=「何のスポーツが好きですか?」。

余談ですが、相手の答えを聞き間違えたと思って、その答えを繰り返してもらいたいときに、「We can see what animals?」、「You like what sport?」と言えます。この時の語順は、回答の語順を忠実に再現しており、ある意味では、質問のより論理的な語順であると感じられます。

 

疑問文は、「We can see sheep and kiwis in New Zealand」→「Can we see sheep and kiwis in New Zealand?」 → 「What can we see sheep and kiwis in New Zealand?」、そして最後に、動物について具体的に聞きたいので、→「What animals can we see in New Zealand?」のように形成されます。このように考えると、なぜ「animals」という名詞が疑問詞の直後に挿入されているのか理解しやすいでしょう。それは、完全にオープンな疑問詞(例えば「What can we see in New Zealand?」)を、どのカテゴリー(この場合動物)について尋ねているのかを特定することで、多少限定された疑問詞に変えることができるからです。あたかも2つの質問がブレンドされたかのようです(「What can we see in New Zealand?」 + 「What animals live in New Zealand?」。「What animals can we see in New Zealand?」という質問は、この2つの質問の交点だと言えるでしょう。

 

名詞の単数形と複数形の選択(例:「animal/animals」、「sport/sports」)は重要です。42ページの会話文では複数形である「animals」を使用されています(「What animals can we see in New Zealand?」)。ニュージーランド(国)について尋ねる場合には、多くの種類の動物が生息していることが予想されるため、単数形の「animal」より自然に感じられます。「sport」の場合、複数のスポーツを好きだったり、プレーしたりすることを想定すれば、「What sports do you like?」と尋ねる方が自然です。「What sport do you like?」と聞くと、1つのスポーツに限定して聞かれているように感じます。同様に、42ページの「Enjoy Communication」タスクの「What animal do you like?」という質問でも、1つの動物しか答えられないように感じます。何種類もの動物を好きなことが多いと考える方が自然なので、「What animals do you like?」という質問の方が自然です。

COMMUNICATIVE TASKS

Enjoy Communication Task (page 42)

このアクティビティは、疑問詞「what」を含む質問を練習するという意味では問題なさそうです。それほど親しくない人に聞くと自然とコミュニケーションギャップが生じるので、友達グループ以外の人に聞くように指導すると良いでしょう。

 

もう一つは、教科書に出てくる単数形ではなく、名詞の複数形(例:「animals」、「subjects」、「sports」)を使うように生徒に指示することもできます。前述のように、複数形を使うことで、質問が制限されず、より親しみやすくなります。生徒が動物や教科、スポーツをそれぞれ1つずつではなく、複数メモしても問題ありません。

EXTRA TASK

Tell me about your country

このタスクでは、疑問形の限定詞「what」の使い方を練習します。

 

Instructions:

  1. 次ページにある6枚のロールカードのうち、各生徒に1枚ずつ渡します。

  2. 生徒はそれぞれ、「Your country」の出身者になります。

  3. 生徒は教室を歩き回りながら「Find someone from...」の所に書かれている国の人を探します。

  4. 初めに「Where are you from?」と尋ねます。

  5. 探している国の人を見つけたら、次のような質問をします。

    1. What language(s) do people speak in (name of country)?

    2. What money do you use in (name of country)?

    3. What sports do you play in (name of country)?

  6. 相手の答えを表に書きます。

 

Teaching suggestion:

初めに質問の例を黒板で提示するよりも、生徒から質問を引き出し、一緒に何度か練習してから始めるのが良いでしょう。また、クラス全員の前でやりとりのデモンストレーションをするのもよいでしょう。

bottom of page