学生論文執筆

UNIT 5
PART 2

GRAMMAR COMMENTARY

KEY SENTENCE:

  • I like dancing.

  • I am good at dancing.

 

GRAMMAR COMMENTARY

  • 「ing」形式(この場合「動名詞」)例:「dancing」

  • 一人称(inclusive)命令形「Let’s」、例:「Let’s dance together」

 

‘I LIKE DANCING’/’I AM GOOD AT DANCING’

日本語では「dancing」のような形を「動名詞」と呼ぶことがあります。これは名詞として使われている動詞の形です。「I like dancing」や「I am good at dancing」の場合、「名詞性」は明らかで、「dancing」を「ダンスをする活動や行為」を意味する名詞として解釈することに問題はありません。これが言語学者らによって「-ing形」と呼ばれている理由は、「-ing」が、動詞の一部としても、名詞としても、形容詞としても機能することがあり、どの意味を意図しているのかを判断するのが難しい場合があるからです。以下の例で「-ing形」がどのような機能を果たしているか見てみましょう。

  1. They have been waiting for ages.

  2. Some people are good at waiting, some are not.

  3. She walked straight out of the hotel and into a waiting car.

例のi)では 「waiting」は動詞の一部です。ii) の場合「waiting」は名詞として機能しており、日本語でいうところの「動名詞」にあたります。iii) の場合、「waiting」は形容詞として使われています。しかし、次の例には曖昧さがあります。

   4. They are entertaining.

これは、おそらくディナーパーティーをしていて、ゲストの世話をしていることを意味しています。この意味で、「entertaining(楽しませる)」は動詞の一部です。あるいは、面白い人、愉快な人という意味にもなります。この意味では、「entertaining」は形容詞です。

 

「dancing」は明らかに動名詞として使われているので、生徒には動詞から作られた名詞であることを伝えるだけでいいでしょう。他にも簡単な例があります:「singing」、 「reading」、「swimming」、「running」、「climbing」、「flying」など。

‘LET’S DANCE TOGETHER’

一人称(inclusive)命令形は、動詞「let」の特殊な使い方によって形成されます。これは自分自身に向けられたものですが、しばしば周囲の人々に共同行動の提案として伝えられます。通常、「let」は、「They let us have our ball back」という文のように、「許す」、「許可する」という意味です。しかし、一人称命令形では、「let」は語彙的な意味を失い、「Let's get our ball back」などのように、後に提案が続くことを示す印として機能します。例えば、「We get our ball back」という文を1人称命令形にするためには、主語「we」を「let's」に置き換え、続く動詞を原形にします。否定形は、「Let's」の後に「not」を置きます。

 

「Let's」を使うときに気をつけなければならないのは、提案の内容とそのタイミングです。いきなり「Let’s dance together」と言うと、相手はその唐突な提案に驚くでしょう。踊りの話をするには、何か前置きが必要です。50ページのプレゼンテーションは、ジョシュの提案がいきなりではない点で優れています。一般的には、「一緒に何かできないか」という下準備をせずに、いきなり直接提案することはありません。

 

Note:

「Let's see」や「Let's say」などの表現は、一般的に談話標識として使用されます。「Let's face it」のような他の表現とともに、これらの表現は、話し言葉における「Let's」の使用法の約4分の1を占めています。これらの表現は非常に定型的で、慣用的な使い方です。特に「Let's see」は、時間稼ぎのフィラーのような役割があり、提案の機能はありません。話し言葉で「Let's」の後によく使われる動詞は「go」です。その中でも「Let's go and...」という表現が最もよく使われます。なお、書き言葉では「Let's」はあまり使われません。

COMMUNICATIVE TASKS

Enjoy Communication Task (page 50)

これはコミュニケーションギャップを利用した推測ゲームです。生徒A(動物役)は、ペアの生徒Bにヒントを出します。ペアの生徒Bはヒントを頼りに生徒Aが何の動物であるか推測し答えます(例:「Are you a rabbit?」)。これは明らかにゲームですが、生徒同士はルール内で実際にコミュニケーションを取っています。162ページの絵の使い方は二通りあります。生徒Aのみが絵を見て、生徒Bがヒントのみで動物を当てる方法と、二人で絵を見ながらヒントをたよりに動物を当てる方法です。1回目のヒントで正しく当てられたら3点、2回目のヒントで2点、3回目のヒントで1点、3回目のヒントでも当てられなかったら0点と言うように、スコアを記録させると、より楽しくなります。

EXTRA TASK

Do you like swimming?

これは、「Find someone who...」というタイプのタスクで、動名詞を練習するためのものです。<teach-this.com>参照

 

Instructions:

  1. 各生徒にタスクシートを配布します。

  2. 生徒は教室内を歩き回り、自由に質問しながらタスクシートのリストに合う人を見つけます。例えば、「Do you like shopping?」と聞き、相手が「Yes」と答えたら、その人の名前を「Name」の欄に書きます。

  3. 次に、より多くの情報を引き出すために、フォローアップの質問をします。例えば、この質問の場合、「What do you buy?」、また、単純に「Why? 」と聞きます。

  4. 相手が最初の質問に'No'と答えた場合、リスト上の別の質問をすることができます。

  5. 質問に合う人が見つかったら、違う相手を探して別の質問をします。

Teaching suggestions:

Demonstration(デモンストレーション)

タスクをする前に以下のように会話例を実演すると良いでしょう。黒板に最初の項目(「…likes shopping」)を書き、その横に「Name」と「More information」を書きます。生徒に「Do you like shopping?」という質問をします。もしその生徒が「No」と答えたら、「Yes」と答える人が見つかるまで質問を続けます。「Yes」と答えた生徒の名前を黒板の「Name」の下に書いて、さらに詳しい追加の質問をします。黒板の「More information」に追加情報を記入します。生徒がやり方を理解したところで、タスクを開始します。

Monitoring(モニタリング)

タスクの間、机間巡視しながら、生徒たちの会話に耳を傾ける必要があります。タスクシートの動詞は意図的に三人称単数形で書かれています(例:「likes」、「goes」、「loves」など)。生徒は質問の際、それを二人称単数形に変換しなければなりません(例:「Do you like...?」)。 生徒が正しい形に変換しているか確認することが大事です。その他、教師は生徒の戸惑いに対応したり、タスク中は日本語を使わないように指示したりするなどの役割を担います。

Checking(確認)

タスク終了後、各生徒にクラスメートについて調べたことを報告させます。「What did you find out? Kento?」などと尋ねます。このとき、三人称単数形を使うよう指導します。(例:「Yuri likes shopping. She buys clothes」など)。