学生論文執筆

UNIT 6
STORY 2

GRAMMAR COMMENTARY

KEY SENTENCE:

  • Takuya writes a blog.

  • Takuya does not write a blog.

 

GRAMMAR COMMENTARY

  • 「does not/doesn't」を使った否定文

  • 「very much」

 

‘TAKUYA DOES NOT WRITE A BLOG’

Unit 1 Part 2では、一般動詞を使って疑問文や否定文を作る方法として、助動詞の「do」が紹介されています。ここでは、「he」、「she」、「it」についての疑問文や否定文を形成するのに必要となる助動詞「do」の三人称形(すなわち「does」)が出てきます。作り方は「do」と同様です。例:「He/She does not play cricket」

 

「does」と「doesn’t」の発音(例:/dʌz/と/dʌznt/)には注意が要ります。しかし、「does」は英語で最も頻繁に話される単語の一つであるため、一度覚えてしまえば問題ないでしょう。

 

アサミのスピーチでは、たくやについて変化のない事実や状態(住んでいる場所など)や、習慣的な行動について話しているので現在形が使われています。「Takuya writes a blog」は、Takuyaが時々することについて語っています。現在形は、今まさに行われていることについて表すときには使われません。現在形は、一般的な状態や定期的な活動について話すために使われます。これは、現在形の典型的な使い方です。現在形を使うのは、今ここで行われている動作についてではないということを生徒に理解させることは重要です。

‘NATURE’

「nature」という言葉の使い方には特に注意が必要です。英語の「Nature」と日本語の「自然」は、意味も使い方も微妙に違います。「自然」を含む文章は「nature」という言葉で直訳できないことが多いです。例えば、「大自然の中で暮らす」は「to live in the countryside」となります。「to live in nature」という言い方はしません。また、「この国には豊かな自然が残っている」という文の場合「This country still has rich nature」ではなく、「This country still has a rich natural environment」となります。「nature」という言葉について最も重要なことは、「自然」という意味で「the nature」とは言えないということです。「countryside」、「scenery」、「wildlife」など、別の言葉を使った方が適切な場合が多いです。前版に掲載されていた「We love the nature in her books」は、ネイティブの感覚ではかなり変な言い方と言えます。「We love the pictures of the countryside in her books」(彼女の本に載っている田舎の写真が大好きです)」という言い方の方がいいです。「性質」を意味する「nature」は、「It is difficult to define the nature of the problem」のような文章で「the」と一緒に使われることがよくあります。しかし、「自然」という意味で使われる場合は、「the nature」の使用は避けてください。教科書60ページの文章の「nature」の使い方は問題ありません。

COMMUNICATIVE TASKS

‘Practice’ on page 60

この「Practice」は、絵を見ながら例文の下線部に単語を置き換えるだけの練習です。話す機会を作るためには、1人の生徒を当て、置き換えた文を皆の前で話させるといいでしょう。次の指示に「身近な人がふだんしないことについて自分はするかなどの情報を加えて言いノートに書きましょう」とありますが、これでは、各生徒が各々文を言い、ノートに書くだけの活動になります。これは非常に限定された練習であり、生徒同士が交流する必要もありません。スピーキングの練習量を増やすには、このアクティビティを以下のようにアレンジして用いるといいでしょう。

 

次のアイデアは、後に提案する「Habits and lifestyles」タスクに似ていますが、より簡単でコントロールされたものになっています。

Instructions:

  1. 生徒をペアにします。

  2. 次ページに掲載されているタスクシートをペアにそれぞれ渡します。

  3. タスクシートを点線に沿って折り、「NAME」の欄だけが見えるように準備します。

  4. 「NAME」の欄には、クラスのペア以外の3人の名前を書きます。先生の名前を書いてもかまいません。できるだけ親しい人の名前を書かないようにします。また、He/Sheを使う練習になるように、男女がそれぞれ一人は入るように指示します。

  5. タスクシートを開いて、「NAME」「ACTIVITY」を通して読み、意味を確認します(例:「Satomi watches English movies every day」)

  6. 生徒 A は生徒Bに、その生徒について自分が正しいと思うことを述べます。(例:「Satomi watches English movies every day」または「Satomi doesn’t watch English movies every day」)。それに対して生徒Bは、「Yes, I agree」または「No, I don't agree」と自分の考えを言います。生徒Aは、生徒Bが自分の意見に同意した場合、最後の欄にチェックを入れます。同意しない場合は、×をつけます。

  7. 役割を交代して同様に各自が3人について話すまで続けます。

  8. タスク終了後、何人かの生徒にやり取りの内容を発表させます。例:「Satomi doesn’t watch English movies every day」ペアの生徒に同意するかしないか発言させたり、実際に指名された生徒に内容が正しいかどうか聞き、確認することもできます。例:「先生:Do you watch English movies every day?」さとみ:「Yes, I do」/「No, I don’t」このようなまとめを行うことで、生徒は様々な動詞の三人称単数形を使う練習をすることもできますし、教師の質問に出てくる、動詞の二人称形の使い方を耳にすることができます。

 

Note:

このように教材をアレンジすることで、クラスのすべての生徒に「doesn't」を含む文を作る機会を与えることができます。また、お互いに話を聞き、同意したり反対したりするなどの活動は、コミュニケーションの練習になります。このように、テキストの練習に手を加えることで文法を理解しつつ意味のあるコミュニケーションを行うことが可能になります。

‘Speak & Write’ on page 61

この練習問題の最大の特徴は、生徒にとって非常にシンプルなことです。実際、あまりにも簡単なので、生徒たちは質問する内容を考える必要もなく、ただ4つの質問を読むだけです。簡単な改善策としては、生徒が友人にインタビューする際に質問を隠し、表の最初の列にある日本語のプロンプトだけを見るようにすることです。また、教科書の練習問題をアレンジした次ページのワークシートを使うのもいいでしょう。

EXTRA TASK

Habits and lifestyles

Instructions:

  1. 次ページのワークシートを各生徒に配ります。

  2. 配り終えたら、生徒にワークシートを点線に沿って折り「NAME」の欄だけを見るように伝えます。

  3. 「NAME」の欄には、クラスの10人(女子5人、男子5人)の名前を書きます。

  4. 生徒は紙を広げて、自分が作った10の文を見ます。例:最初の行  Kenji   watches TV in the evening.

  5. 「NAME」の欄に書かれているそれぞれのクラスメイトについて、横にあるアクティビティーが正しいか間違いかを考え、「True or false?」の欄に○か✖️を記入します。

  6. 自分の予想が正しいかどうか、教室を移動しながらクラスメイトに自由に質問します。例 私:I want to ask you about Kenji」「Kenji watches TV in the evening. Do you agree?」または「Kenji does not watch TV in the evening. Do you agree?」クラスメイト:「Yes/No」

7.クラスメイトの答えを「Agree or disagree?」の欄に記入します。

8.最後に、本人に確認します。例:生徒A:「Kenji, you watch TV in the evening/                Kenji, you don’t watch TV in the evening」

       ケンジ:「Yes, that’s right」または「No, you are wrong」

9.答えを聞いて「Right or wrong?」の欄に○か✖️を記入します。応用として本人は,           さらに情報を付け加えて「I watch TV every evening from 8 o’clock. I love watching         TV」などと言うこともできます。

EXTRA TASK

How often…?

教科書には出ていませんが、「How often...? 」という質問をここで紹介する価値はあります。生徒たちはすでに「often」という言葉を知っていて、「How many...?」で似たようなタイプの質問を学習しています。ここで「How often...?」という質問を導入することにより、現在形を使って他人の習慣について尋ねることができるようになります。

生徒たちはすでに「sometimes」と「every day」のような表現を知っているので、「always」と「never」を導入すれば、ある活動をどのような頻度で行うかについて話せるようになります。

 

以上は簡単なワークシートを作って、練習することができます。例えば、左の列に動詞のリスト、上の横軸に頻度を表す副詞を並べた表を用います。生徒は、最初の動詞を使って、クラスメイトに「How often」で始まる質問をします。答えに合っている頻度副詞の下に相手の名前を書きます。一人に一つの質問だけをするように指示することもできます。

EXTRA TASK

Introducing someone in my family

自分の家族についてクラスメイトに紹介するタスクです。これはとてもシンプルなアイデアですが、「he/she likes/plays/eats/etc」と「he/she doesn't like/play/eat/etc」の使い方を練習することができます。

EXTRA TASK

Introducing someone in the class

クラスの誰かをクラスメイトに紹介するタスクです。これも非常にシンプルなアイデアですが、「he/she likes/plays/eats/etc.」と「he/she doesn't like/play/eat/etc.」を使い分ける練習になります。一人の生徒がクラスの誰かを紹介し、他の生徒は誰が紹介されたのかを当てるようにすれば、推理ゲームになります。

EXTRA TASK

Contrasting self-intros and other-intros

自分とクラスメイトについて紹介するタスクです。をこれもシンプルなアイデアですが、一人称の動詞の形と三人称の動詞の形を同時に使って練習することができます。自己紹介をして、自分と相手が似ているか違うかを示すために、相手についての記述を加えるます。生徒は次のように言います。

  • I like pizza and she does too.

  • I play basketball, but she plays tennis.

  • We both like watching movies.

  • I like eating popcorn, but she doesn’t.

  • Etc.

自己紹介や他己紹介をするときは、読み上げないように注意します。暗記しないで、文を言うように促すといいでしょう。このタスクでも他の生徒は相手が誰なのか推測させ、推理ゲームにすることもできます。