学生論文執筆

UNIT 7
STORY 1

GRAMMAR COMMENTARY

KEY SENTENCE:

  • This is Kaito.

  • Do you know him?

  • That is Meg.

  • Do you know her?

 

GRAMMAR COMMENTARY

  • 目的語となる人称代名詞「him'/'her'」例:「Do you know him/her?」(人称代名詞の全ては、教科書の76ページに掲載されています)

 

‘HIM’/’HER’

対格の「him」と「her」が加わったことで、生徒たちは英語の代名詞のほとんどの格形を知ったことになります。対格の「me」と「you」は既出です。格形は、76ページの表にまとめてあります。英語の格は、主に人称代名詞に限られています。他の言語では、名詞や他の品詞の格が体系的に見られます。「I / me / my」, 「you / your」, 「he / him / his」, 「she / her 」, 「we / our / us」, 「they / them / their」は、英語で最も頻繁に使われる100個の単語の中に入っています。頻出度が高いため生徒はすぐに慣れるでしょう。ちなみに「mine」、「yours」、「hers」、「ours」、「theirs」は頻出度が低い単語です。

‘KNOW’ & ‘KNOW ABOUT’

「know」と「know about」の意味の微妙な違いは注目に値します。「’Do you know her?」は、あなたが以前に彼女に会ったことがあるかどうかを尋ねています。それに対して「Do you know about her?」は、それはいくつかの異なる意味を持ち得ますが、そのすべてが良い意味ではありません。2021年版の教科書では「know about」は出てきませんが、前版にはありました。「Do you know about Diane? 」は、「彼女についての噂話を知らないのですか」のような意味があるので、「know about」を使用する際には注意が必要です。

COMMUNICATIVE TASKS

‘Warm-up’ on page 67

生徒AとBが全く同じ情報を持っている場合、情報のギャップはなく、コミュニケーションの必要性はありません。また、生徒がお互いに話す前に指示通りに表を埋めてしまうと、このアクティビティはスピーキングタスクではなく、音読の練習になってしまいます。生徒に機械的ではない方法で会話練習をさせたいのであれば、何らかの方法で教材を調整する必要があります。

 

一つの解決策は、生徒AとBに異なる教材を提供することです。次ページのワークシートでは、生徒Aには情報の半分を、生徒Bには残りの半分を配ります。教科書の表をワークシートで隠して、4枚の絵だけを見ます。その人の仕事を知るためには、「What does he do?」と聞き、さらに詳細を知るためには、「Can you tell me more about his job?」と聞きます。

 

ワークシートをコピーしたり、切り取ったりするだけで、生徒が必要としている重要なコミュニケーション練習をすることができます。

‘Practice’ on page 69

最初の練習は、単純に代入練習です。絵①の場合、生徒はこう言います。

A: That’s Sato Yuji. Do you know him?

B: Yes, I do. He’s a Japanese drum player, right?

 

これは非常に機械的な練習方法です。Sato Yujiは架空の人物なので、生徒たちは実際には彼のことを知りません。いずれにしても、提示されたものを読み上げるように言われているだけです。彼らは単に言葉を口から出すだけです。口慣らしのための機械的な練習であることを認識させるといいでしょう。

 

2つ目の指示は、自分が好きな有名人についての文章を作ることです。「I like.... Do you know him/her?」と言って、その文章をノートに書き写すだけです。また、相手に質問したとしても、相手が知っている有名人である場合、さらに質問をする必要もありません。コミュニケーションのとしてはふさわしい活動ではありません。この活動をよりコミュニカティブにするには、以下の「Do you know him/her/them?」タスクを利用してください。

EXTRA TASK

‘Do you know him/her/them?’

16枚の絵の人物を特定するタスクです。難易度は絵によって異なります。(生徒同士が「Do you know him/them?」 と質問して答えを導き出さなければならないような人物を載せてあります)もし、知らない人がいたとしても、それはそれで構いません。絵の中の人物を特定することが重要なのではなく、その過程で生徒同士がコミュニケーションを取ることが目的のタスクです。

 

Instructions:

  1. 各ペアに次ページの絵シートを配ります。

  2. 生徒は順番に「Do you know him/her/them?」という質問をします。

  3. 答える方は、次のような表現を使うことができます。

    • ‘I’m not sure’.

    • ‘I can’t remember his/her/their name’.

    • ‘Is/Are he/she/they a baseball player/an actor/an enka singer/etc?’.

    • ‘My mother/father likes him/her/them’.

    • ‘I don’t know his/her/their name’.

    • ‘I don’t know’.

    • ‘Do you know?’. Etc.

  4. タスクを開始前に、これらの表現を練習しておくとよいでしょう。

  5. A: 「Do you know her?」→ B: 「No, I don't」 のような単純な質問と答えだけではなく、それぞれの絵について短い会話をするように指導します。

  6. 生徒が絵シートのすべての人を確認し終わったら、クラス全体に戻し、知らない人がいないかどうかを投げかけます。また、それぞれの人物について追加情報がある生徒に発表させることもできます。パワーポイントを使って、答え合わせをしても良いでしょう。この場合、クイズ形式にして「Does anyone know this person?」と聞くなどするとよいでしょう。